入谷式インソール × オランダ徒手療法 コラボセミナー第一弾! 近年、健康寿命の延伸など、重要性が強くなる「予防医学」。
障害の発生には、メカニカルストレスやオーバーユース(抵抗力/負荷バランス)など、様々な要因が 重なり合うことで生じます。 予防する、再発を防ぐには1つの視点からのアプローチだけでは不十分で、多角的な視点から姿勢/動 作にアプローチできることが必要です。
そこで今回は新たな可能性を探求するために、入谷式インソールによる足部へのアプローチを得意とす る「唐澤 幹男」氏、オランダで日本人初となる徒手療法士を取得した「土屋 潤二」氏によるコラボセミ ナーが実現しました!
プロフェッショナルとして各々の強みを活かしていくためにも、様々な流派の知見を知り、協力してい くことは非常に大切です。 今回のセミナーは視野を広げるには、最高の舞台となること間違いなしです!
第一弾のコラボセミナー参加者には特典もありますので、今から予定を調整して是非ご参加ください!
下記、コラボセミナー詳細です。
詳細
【日時】
12月9日(土) 12:00 – 17:00
<タイムスケジュール> 第一部 12:00-14:25 DMT担当
小休憩 14:25-14:35(5~10分) 第二部 14:35-17:00 TBM担当
【場所】
日本女子体育大学(仮)
【料金】
12500円
【定員】 50名
【参加者のメリット】
TBM、オランダ徒手療法の双方の理論・評価・アプローチ(概要)を学ぶ/体験することで、新 たな視点を発見する場となる。
【セミナー参加者の持ち物/服装】
・動きやすい服装
・室内シューズ
・タブレット/スマートフォン(DMT動作分析用)
・ノート/筆記用具
セミナー内容
第一部 DMT フィードバック/フィードフォワードによる姿勢・動作制御 ~オランダ徒手療法による足部・脊柱への介入~(DMT代表 土屋潤二)

<概要>
バランス感覚や機能は、臨床では身体全体で1つにまとめられがちだが、「足部でのバランス機 能」と「脊柱でのバランス機能」は本来分けて考える必要がある。
今回は姿勢/動作制御におけ る運動パターンなどの基本理論から、オランダ徒手療法による治療的な介入を行った結果、姿勢・ 動作の制御にどのような影響が出るのか、実験的な体験を交えて理解してもらう。
<詳細>
- フィードバック/フィードフォワードによる姿勢制御について
- 足部/体幹での姿勢制御の違いについて
- 足部へのオランダ徒手療法の介入による変化・分析
- 体幹へのオランダ徒手療法の介入による変化・分析
- 筋力トレーニングによる変化・分析
- ・その他、感覚機能の調整による変化・分析
第二部 TBM 足部から歩行と脊柱を変える(講師:TBM 代表 唐澤幹男)
<概要>
全身には成人において206個の骨があり、足部は腓骨と脛骨、足根骨7個、中足骨5個、指骨14個、 計28個からなり、両方で56個の骨からなる。足部には全身の1/4の骨があり、歩行時には足部が 唯一床反力を捉え、全身に力を波及させる。
足部の形の変化は床反力を変え、上位の関節に影響 を大きく与え、運動連鎖や平衡反応を引き出す。そのため歩行や日常生活での反応の積み重ねが 姿勢や動作に影響を及ぼし、局所的なメカニカルストレスを生み出すことが考えられ、特にスポー ツ傷害の多くは小さなメカニカルストレスの積み重ねる運動パターンが原因で障害を発生させる と考えられる。
足部・足関節の機能を丁寧に紐解き、歩行につなげていく。機能解剖・感覚・バイオメカニクス から歩行を考え、脊柱への波及戦略を足部から学んでいく。
<詳細>
- 歩行分析全体像の捉え方 歩行の倒立振り子モデル
- 立脚前半相と後半相の評価
- 位置エネルギーと運動エネルギー 歩行時のモーメントの入れ替え
- ロッカーファンクションについて
- 各歩行周期におけるモーメントの入れ替え
- 歩行のバイオメカニクスと脊柱の関連性
- 脊柱への波及戦略を考慮した足部への介入